こんにちは、ひなたママです。
先日、カンタの肝生検をするべく、伊賀の国にある『南動物病院』へ行ってまいりました。
毎度思うこと。
こんな田舎なのに、停まってる車が、他都道府県ナンバーだらけ。
長期入院なのか、関東からキャンピングカーで来られている方も…
病院の周辺には、ビジネスホテルが何軒か建っているんですが、
遠方から治療入院しているペットの飼い主さんが多く泊まっているらしいです。
春に来た時は、こんな場所にそんな最先端な動物病院があるの?!
…って、ビックリしました。
でも、大学病院が紹介するくらい、業界では有名な病院なんですって。
カンタは、通常の血液検査の肝臓値はすべて正常。
ただ、精密検査で、総胆汁酸が異常値。
総胆汁酸とは、腸から吸収され肝臓に達する、極めて閉鎖的な腸肝循環を行うため、
血中に漏れ出ることがほとんどないらしい。
なので、総胆汁酸の正常値は、0~5μmol/L
でも、カンタの総胆汁酸は、126.5μmol/L
桁違いもいいところ。
通常の血液検査などでわかる「肝酵素=働く人員」だとしたら、
精密検査でわかった「総胆汁酸=機械」。
人員が元気に働いているにもかかわらず、機械が上手く動いていない。
この結果で、一番疑われたのが、『門脈シャント』。
しかし、前回の画像診断では、シャントがないことが判明。
つまり、なぜ総胆汁酸が高値なのか、理由がわからないまま。
「あれは、たまたまだったのかも…」
…と、再度、総胆汁酸を測定したが、今回も高値。
次にできることは、
このまま自然に何もなかったことにして普通に暮らすか、
肝臓の組織検査をして、合う内服薬を処方してもらい、少しでも健康な時間を延ばすか。
(正直、カンタはお薬が大嫌いです…汗)
とてもとても迷いました。
動物病院のトレーニングスクールに参加していなかったら、
超健康で元気なカンタだと思い込み、何も知らないまま、今も過ごしている。
実際、昨年は一度も病気で病院にかからず、アニコム保険を一度も使っていなかった。
保険を解約しようかと思ったけど、健康割引?!なるものがあったので、
とりあえず、解約はしませんでした。
(…が、70%を50%へ変更してしもうたぁ…涙)
でも、トレーニング中に、
トリーツ(いつものフードを使用)を沢山あげたことで、神経症状が出た。
そこで初めて、普段は測定しない、食後総胆汁酸の検査をした。
そしたら、異常値が。
肝臓、胆嚢、すい臓は、沈黙の臓器。
実際、私の父親の胆嚢癌が見つかった時も、ステージ4の末期だった。
父親のこともあったし、早く判ったことを、プラスに考えることにした。
肝臓が悪い子は、6歳過ぎから見つかることが多いので、
3歳で判明したってことは、麻酔に耐えられる今のうちに、やれることはやろう!!
…と思い、今回、肝生検へ踏み切りました。
アクビやブルブルをしていたので、不安だったと思います。
「そりゃ、恐いモンなし、頼りになるね!!」
カンタの初入院に後ろ髪を引かれながら、京都へ戻りました。
そしたら、サリカンポロン、いや、シカシカシカに遭遇。
北山通まで下りてきていました。
親子かな??
久しぶりに会えました。
夜、病院から電話があり、無事に終え、麻酔からも覚めたので、
明日のお昼頃、お迎えに来てください…と。
ほっ…
翌日、またまた、伊賀の国へ向かいました。
最初は道に迷いましたが、もう慣れたもんです。
目をつむっても運転できるかも。(←嘘)
毒無しリヴァイ先生が、カンタを連れて来てくれました。
「おかあちゃんは、長い夜やったわ…」
大丈夫だと思ってたけど、顔をみたら、ホッとしました。
私が一番緊張してたかも…汗
「じゃ、帰ろっか(^O^)/」
車に乗ったとたん、カンタは眠りに就きました。
家に戻る途中、大好きな先生にも、無事を報告しました。
カンタが家に帰って、一番喜んでたのは、ポロンでした。
ポロンちゃん、夜、初遠吠えしたしね♪
飼い主たちは…
検査結果は、お盆明け。
結果はドキドキだけど、また、伊賀の国へ行ってまいります。
つづく
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